むち打ち症とは、自動車事故による首部やその周辺の打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷などの症状の通称。医学的には「外傷性頚部症候群」「頚部捻挫」として診断名がつけられる事が多い。

むち打ちの症状

いわゆる「ムチウチ損傷」では、事故にあったその日はほとんど症状が出ず、翌日あたりから様々な症状が出現することが数多く報告されている。また首筋、背中、肩のこりや痛み、耳鳴り・頭痛・めまい・吐き気・食欲不振などの不定愁訴などの様々な症状が患者側から訴えがある事はあるが、その多くは医学的には認められるものは少ない。

むち打ち症の治療

長引くと有効な治療法が見つかりづらい。首・肩のこりや不定愁訴に対しては、鍼灸が著効を示すことがある。健康保険による鍼灸治療が認められている6つの疾病のうちの一つである。
基本的には患部の血の流行をがよくなるように、冷やさない事を心がけてください。(ただし、事故直後など患部が熱を持っているような場合は冷やしてください。)

むち打ち症の種類

頚椎捻挫型
首を固定する筋肉と靭帯の損傷が原因。むち打ち症の9割以上が「頚椎捻挫型」と言われています。
頚椎捻挫型のむち打ち
脊髄損傷型
頚部、項部筋繊維、前後縦靭帯、椎間関接包、椎弓(ツイキュウ)間靭帯、棘間(キョクカン)靭帯などの過度の伸長、断裂、出血などが原因
脊髄損傷型のむち打ち
バレ・リュー症候群型
頚部交感神経の暴走を原因としており、治療先は、ペインクリニックもしくは麻酔科であり、早期に治療を開始すれば、多くは、受傷から 3 、 4 ヶ月で改善が得られます。
バレ・リュー症候群型のむち打ち
神経根型
脊髄から出る神経の根元部分である神経根の損傷が原因

むち打ち症の後遺障害等級認定

むち打ち症は、一定期間治療を受けても症状固定といい障害が残ってしまうケースが多く、自賠責保険の後遺障害等級認定実務上も最も請求の多い障害となっています。

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